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みんなの軽音部ネットワーク
募集にご注意ください!(2023年4月現在)
みんなの軽音部は、2022年3月に横須賀市内で活動を開始し一定の評価を頂いてきましたが、同年夏には活動を休止しています。活動の中で同名のNPO法人(特定非営利活動法人)も設立しましたが、現在の同法人は別な人々が運営し、袂を分かっています。
これまでは、「ガバナンス上の問題が発生した」とぼやかして書いてきましたが、2023年3月に同法人が再び生徒の募集を開始したようですので、二次被害が発生しないよう、この際はっきりとご説明することにします。
活動休止の経緯
みんなの軽音部は、「基本的には活動場所は理事長が提供し、実際の運営を共同代表であり事務局長である小林が主に担う」という合意の下で活動を開始しました。ところが、実際には活動が楽しかったようで、理事長も一緒に運営を担うようになりました。
それ自体は良かったのですが、活動を開始して間もなく、理事長による複数のボランティアへのハラスメント行為がありました。子どもたちの目の前でもハラスメントが行われたため理事長に改善を求めたところ、逆恨みされて「今後の運営は自分が担う」と怒りを露わに迫られました。加えて、理事長による生徒への高圧的な指導について保護者からのクレームも受けるに至って、代表権を持つ立場として「この団体は活動を継続すべきでない」と小林は判断しました。せっかく子どもたちも増え、多くの寄付や楽器提供、メディア取材なども頂いていたのに、心から申し訳なく思いましたが、子どもたちの安全・安心が最優先です。そのため、可能な限りの寄付を返金し、小林が持ち込んだ機材類を理事長のお店から引き揚げ、他の場所での再開を目指しました。これを受けて理事長は態度を硬化させ、臨時総会を開いて小林を解任しました。法人の会員は理事長の友人で固めていたことから、そこまでは想定していたのですが、それだけでは済みませんでした。その後も二度にわたって再開目前まで調整が済んでいた場所のオーナーらに圧力をかけて妨害し、再開は二度とも断念に追い込まれました。
久里浜での募集にはお気を付けください。
その後、同法人は間もなく活動を休止したと伝え聞いていました。しかし、新年度が始まる2023年春に再び店頭にポスターを貼り出し、募集を開始したことを確認しました。相次いで、保護者から「子どもを活動に参加させたい」というお電話も頂いたことから、二次被害を防ぐべく本ホームページにて経緯をご報告し、判断材料をきちんとお伝えするものです。なお、改めて別団体にて再開を準備していますので、追ってご報告します。
ホームページを残しておく意図
上記のようなDQN原因で活動中止に追い込まれたとはいえ、学校が部活動を担うのは難しくなる中、私たちが目指した「民間団体が部活動を担う」というビジョンとミッションは、今なお先見性があると思いますし、今こそ必要とされていると感じています。
そこで、私たちの活動の記録としてアーカイヴを残し、今後の全国での多様な実践の参考として頂くため、本ページを再公開することとしました。
当時のチラシやポスター
わかりやすくまとめたチラシとポスターはコチラから。
→ポスター(PDF) →チラシ(PDF)
メディアに取り上げられていました
- 神奈川新聞2022年5月5日号で紹介して頂きました♪
横須賀に「みんなの軽音部」 部室は飲食店、プロも共鳴
- タウンニュース横須賀版2022年4月15日号で紹介して頂きました♪
→「セッション楽しいね!」地域立ち上げの中高生”軽音部”
- タウンニュース横須賀版2022年3月25日号で紹介して頂きました♪
→中学生「バンドやろうぜ」市民有志が”軽音部”設立
当時の定例練習は毎週水曜でした
- 参 加 費:無料
- 定例練習:毎週水曜日 15:00~17:30
- 場 所:京急久里浜近隣の某飲食店
- 対 象:中学生中心に小学生や高校生もOK
当時のミッション・ステートメント
バンドやりたい! 楽器やりたい!
でも、中学校には軽音部がない! 教えてくれる人もいない!
オーケー、オーケー。みんな集まれ。
楽器なんて持ってなくても、だいたいあるから大丈夫。
初心者でも、そのうち上手くなるから大丈夫。
いつ来て、いつ帰っても大丈夫。
ここには校則なんてないし、教える大人だって元はみんなと同じ。
なんかピンときたら、気軽においで。待ってるよ。
当時の注意事項
ありがたいことに、大変多くの方にご支援を頂いており、心より感謝申し上げます。その上で、大事なお子さんたちに伸び伸びと活動してもらうため、いくつか禁止事項を設けることに致しました。ご理解とご協力をお願い申し上げます。
- ご見学は賛助会員様のみに限ります。
- 保護者の見学は基本的に初回のみとし、その他についてはご相談ください。
- 見学者は撮影をご遠慮いただきます。また、介入せず離れた席から見守って頂きます。
- コーチは登録制としています。教えに来て下さる方は、事前にご連絡ください。
当時はスペシャル・ゲストも来て頂いていました
なんと横須賀市が生んだ力武誠プロ・仁科希世彦プロら、プロミュージシャンも教えに来てくれる予定!
当時はご支援のお願いもしていました
賛助会員を募集中です。子どもたちのため、一口1,000円からご支援お願い致します。
楽器を教えるコーチも募集中です。
→詳しくはコチラ
当時はFacebookやTwitterも運用していました
教本について
おカネがかからないよう、バンドに必要な知識のエッセンスをまとめた教本も自前で制作しています。
イラストについて
名前はKeiちゃん。私たちの活動に賛同して、市内在住の中里明菜さんが描きおろしてくれました。
よくあるお問い合わせ
- 「学校の部活として認められるの?」
2022年3月時点では、横須賀市公立中学校の部活という扱いにはなっていません。サッカーのクラブチームやスイミングスクールなどと同じ扱いです。ただし、国は部活を地域活動に移行しようとしているので、その先駆けとなります。内申点などが気になるならば、担任の先生から問い合わせ頂ければ丁寧にご説明します。 - 「部活を掛け持ちしてもいいの?」
海外では、日本のような「一つの部活を一年中・3年間続けるのが美徳」みたいなことはありません。あのマイケル・ジョーダンも、実は野球が大好きでしたが、雪で野球ができない時期に参加したバスケで才能を開花させました。
私たちは、1回2時間程度・週3回以内という部活と同様の目安で活動していきますが、「軽音部は週1回で、学校で他の部活もやりたい」という関わり方は、むしろ子どもたちの成長にとって良いことだと考えています。 - 「プロミュージシャンは目指せるの?」
目指せますが、無理な指導はしません。昔の体育会系的スパルタ熱血のような部活指導は時代に合わないと考えています。ですから、私たちは部活と同様に1回2時間程度・週3回以内という目安は守っていきます。
ただし、自主練を自宅やスタジオでするのは、もちろん自由です。そして、私たちはプロミュージシャンも年に何度かお招きして、本物のパフォーマンスに触れる機会も提供していく予定です。上を目指したい子には、その階段を登らせてあげたいと考えています。 - 「久里浜以外ではやらないの?」
遠い子もいると思いますので、他の地域でも提供したいという思いは持っています。ただし、準備も大変なので、一つひとつ進めています。もしも、同じ枠組みで他地域でやりたい方がいらっしゃれば、ご相談頂ければ幸いです。